デルタの先で ギターを爪弾いた
真っ赤なスカーフ 風をはらんで
デルタの主はぽつりぽつりと歌を歌ってた
真っ赤な嘘も 人参みたいに
バターで煮詰めて食べてしまえと
夕日はいつも 君を泣かしてばっかりだな
とてもでっかい太陽が 君を溶かしてしまうのさ
デルタの主は今日も歌う 真っ赤なベロを見せながら
あっちの世界では人気者さ hu hu hu hu hu hu hu…
デルタの主は桟橋の向こうで遠くを眺めてた
なんにも歌わないで 帰らないんだろう 帰らないんだろう
デルタの先で ギターを爪弾いた
真っ赤なオレンジ ぽつりとかじった
[ Romaji ]
夕日に照らされたデルタ地帯で、孤独な主が爪弾くギターの音色が聞こえてくるような寂寥感を味わいました。嘘や悲しみを煮詰めて食べてしまうという独特の比喩が、人生の苦さを乗り越える力強さを物語っています。桟橋の向こうを見つめて帰らない決意を固める姿が、真っ赤な景色のなかに鮮烈に残りました。