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夢.jpeg selfcover|小林私 歌詞

夢.jpeg selfcover 小林私
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「夢.jpeg selfcover」歌詞


[よみ:ゆめどっとじぇいぺぐせるふかばー]
歌手:小林私 作詞:小林私
作曲:小林私
アルバム「原作_2」収録曲
どこへ行けども何も分からないし
例えばコンビニで、例えば明日の朝食
家に置き去りのパンは乾いて固くなってる
いつか買ったジャム瓶、開ける気にもなれない

貴方好みに暮らせないし日々夢も見ないし
体の外に出ても風景が一つ死んで終わり

鈍行の風が頬を撫でる、産毛が揺れる
交わった水が少し濁る、柔らかくなる
呆れるほどの不出来と愛したくなるような不器用さを
兼ね備えた人よ、どうか優しいままで

粗めいた解像度のjpegから私、宇宙まで創ってみせたのに
いつまで経っても頭蓋骨で膨張を止めてる
深夜目を閉じられなくなってからの
会話、対話、仔細で曖昧なシミュレートプログラム
「『』を一番愛してる」

甘い言葉通りに手の鳴る方に明るい朝日が差し込むだろうと
甘ったれたお願いみたいな希望の容は鏡と同じで

体と頭は切り離せないし、でもそんな感じ
息してもいいんだっけ、ここは酸素が薄いような

鈍行の風が頬を撫でる、産毛が揺れる
交わった水が少し濁って柔らかくなって
ずっと壁が今も迫る、迫るまま生きる
死に終わった展望が今も見える、鮮やかに見える
呆れるほどの不出来と愛したくなるような不器用さと
胸を覆う不安と不得手故の不協和音を
苦しみさえも古傷が痛んでも
君よ、どうか優しいままで
貴方もどうか、


夢.jpeg selfcoverの一言メモ

解像度の低い画像から宇宙を想像するような、広大な精神世界と、パンが乾いていくような地味な現実との対比が鮮烈でした。頭蓋骨の中で膨らんでいく思考が、外の世界の風景と上手く交わらないもどかしさが、繊細な言葉で綴られています。不器用で不出来な自分を抱えながらも、他者に対して「優しいままでいて」と願う祈りのような優しさに救われました。薄い酸素の中で息をするような苦しさの中、鏡に映る自分を見つめ直す静かな対話が、深い余韻を残しました。

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