カフネ|中島寂 歌詞

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カフネ 中島寂
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「カフネ」歌詞


[よみ:かふね]
歌手:

中島寂

作詞:中島寂
作曲:中島寂
隙間を埋めるようにくだらない話を始めた
束ねた髪は嗚咽を呑んだ、涙は止まらない
指の通り方はいつもよりぎこちないまま
静かに騒ぐ胸が一つずつ肌に重なった
柔く優しいだけの気持ちでは
軋む間を通らなくなった
艶やかな色と淡い光に
映える貴方に愛をくぐらせて

向かい合わせを数えて隙のない背中にもたれた
うわずる声は私を刺した、貴方は気付かない
羽織るだけの言葉はどうしても風を通す
ほぐれた些細はたまに大きな忘れ物になって
柔く優しいだけの頬杖に
包む私じゃいられなくなった
分け合う棘と伝う背の温度
馴染む記憶は遠ざかるままで

痩せた我儘が束を作れば
ただ話す ただ笑う
いつかまた
貴方の影を梳ぐ

柔く優しい腕を解くたび
私の場所が分からなくなった
綻ぶ糸も 跳ねる毛先も
揺らぐ全てに愛をくぐらせて
愛をくぐらせて
愛をくぐらせて



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カフネの一言メモ

言葉で埋められない心の隙間を、触れ合う肌の温度や視線で確かめようとする、壊れやすく繊細な関係性が描かれていました。優しさだけでは補えない綻びに気づき、自分自身の居場所を見失いそうになる葛藤が、静かに胸を刺します。愛をくぐり抜けながら、うわずる声や背中の温もりを記憶に刻もうとする姿に、大人の恋の苦しさと美しさを知りました。
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