避暑地の林間学校で
夏服の妖精たちが
森を駆けて笑つてる
ビデオを見ると泣ける
帰れないあの日から風が吹く
シャツをなびかせ
泣かないで泣かないで
秘密めいた胸騒ぎ
キャンドルみたいに 心が揺れる
好きだと言えないまま
いまもあなたが好き
誰にも内緒で 大人びた
小説も読んでた 恋の
美術室の石膏に
触れると胸が鳴った
息止めてあの人とすれ違う
時が愛しい
泣かないで泣かないで
鍵をかけた恋心
転校する日に 負けるなよって
初めて声かけられ
あたし泣いちゃったの
帰れないあの日から風が吹く
シャツをなびかせ
泣かないで泣かないで
秘密めいた胸騒ぎ
キャンドルみたいに 心が揺れる
好きだと言えないまま
いまもあなたが好き
[ Romaji ]
ビデオの中に残された若かりし日の夏の記憶が、切ない風となって今の自分を通り抜けていくようです。言えなかった言葉や揺れる恋心が、キャンドルの炎のように繊細に描かれていて胸が熱くなりました。大人になっても消えないあの頃の胸騒ぎは、美しくも苦い青春の欠片として心に鍵をかけられています。