沈みゆく夕日にただ
揺蕩うあなた 壁に落ちた影で
音もなく 言葉もない
見つめたままの答えが優しくて
流れ出す時の粒がひとつ
体に染みて
いつの日にか 夜を照らす
そばにいて 暮れていくまでそっと
瞳の中に光を今 紡いでいけたなら
跡もなく終わる今日は
見つめたままの答えでしかないの
思い出す時の粒はいずれ
体に染みて
夜を照らす いつの日も
二人ここで
そばにいて 暮れていくまでそっと
瞳の中に光を今 紡いでいく
そばにいて 明けていくまでずっと
心の奥に光を今 紡いでいけたなら
いけたなら
[ Romaji ]
静かな夕景のなかで、言葉を使わずに気持ちが通う場面が丁寧に描かれているように感じました。影や光の変化を見つめるうちに、時間の粒が胸へそっと降り積もって、落ち着きを運んでくれるのが心地よかったです。以前は答えをすぐ探して急いでしまうことが多かったですが、今は目を合わせる沈黙にもやさしさが宿ると分かりました。寄り添う姿勢は現在も穏やかな力になっています。遠くへ走らなくても、目の前の景色を静かにつなぐほうが確かだと思えました。今日の心は柔らかくほどけましたし、明日は小さな光を大切に編むつもりで過ごしたいです。