好きな人に嫌われた 大事なもの盗まれた
何もいいことないから 死にたくなった
ずっと信じていたのに ずっと大事にしていたのに
屋上28階 手摺りの向こうがわ 風
ねぇ 君のその前髪がゆれてる
ねえ 君のその前髪は揺れてるよ
いつもちょっと届かなくて いつもちょっと間に合わなくて
何もいいことないから 死にたくなった
風邪を引いていてちょっとだけよろけた
風が吹いたのは君のためなんだよ
ねぇ 君のその前髪がゆれてる
ねぇ 君のその前髪は ゆれる ゆれる ゆれる 揺れるよ
君はまだ 生きる 生きる 生きる 生きるよ
[ Romaji ]
大切な人に背を向けられたり、大事なものを失ったときのつらさがじんわり伝わってきて、読んでいて胸の奥が重くなりましたが、風に揺れる小さな景色がそっと救いになっているのが印象的でした。私は以前に似たような孤独を味わったことがあり、そのときはただ耐えていましたが、今は少し違う見方ができるようになりました。届かないもどかしさや間に合わなかった悔しさがありましたが、それでも風が吹くたびに生きている実感が戻ってくる描写に励まされます。悲しみの中で小さな希望を見つけることの大切さを改めて考えさせられ、だからこそ今日も一歩を踏み出せる気がしました。