アルビレオの一言メモ
風に乗って過ぎていく季節の中で、ぼんやりとした景色が何度も目の前を通り過ぎるような気持ちになりました。色あせていく記憶と、どうしてもほどけないもやもやが同時にあって、手で触れられないものを探しているようでした。窓辺に立って空を見上げると、小さな穴がぽっかり空いたような寂しさが胸に広がりましたが、その寂しさがいつの間にか大切なものに変わっていく不思議さも感じました。くだらないやりとりや何気ない期待が、あとで振り返ると愛おしく思える瞬間があることに気づかされました。重なり合う星を想像すると、離れていてもつながっている気がして、解けないもどかしさを抱えながらも前を向こうという小さな決意が生まれました。終わりが見えないように思えても、見捨てるのではなく見つけたいという素直な願いが強く伝わってきて、静かに励まされた気分になりました。