今日もへこたれてヨレヨレ
潰されて踏まれてボロボロ
何もかも忘れ眠らせて
もう夜が明けるなんて嘘だろう?
何食わぬ顔で朝が来た
容赦なく時は過ぎるから
腐ってばかりもいられないさ
かかと鳴らして出かけよう
震わせたこの頬で
風をくすぐるのさ
ゆこう 明日の足跡探して
迷いも不安も引き連れて
高鳴る胸を転がして
たいがいなるようになるものさ
右か 左か 立ち止まり
上か 下かも わからない
覚悟を決めなきゃ進めないね
とりあえず見上げて始めよう
鳴り響く鐘の音が
今だと急かすのさ
ゆこう 失くした足跡探して
思いもよらないところまで
高鳴る胸を走らせて
最後にはどうにかなるだろう
曲がりくねった突き当り
迷いも不安も消え失せて
高鳴る胸を抱きしめて
すべてはなるようになるものさ
[ Romaji ]
へこんだ日があっても朝はやってくることを素直に受けとめる優しさがあり、読んでいると小さな勇気がわいてきました。つまずきや不安が身近に描かれていて、誰でも同じように迷うことがあると気づかされます。歩き出すときの音や胸の高鳴りが伝わってきて、身振りで励ますような温かさがありました。完璧でなくても進めば道が開けるという楽観と現実が混ざり合い、子どもにも分かりやすい言葉で背中を押してくれます。選択に迷ったときの焦りも描かれているため共感しやすく、最後には前向きに次の一歩を踏み出す気持ちに導かれる構成になっていました。読後は少し元気になって歩きたくなるような感覚が残ります。