地下鉄 森の奥
綺麗に 浮かぶ 瞳たち
狐火と 稜威 何時までも 踊りましょう
何処から 来たの? 小さな 手と 手を とりあって
白い 影たちが 夜に 淡く 溶けても
狐火と 飽き 飽きる まで 踊りましょう
こっちへ おいで 二度と 帰ることは 無い
狐火と いつ いつまでも 踊りましょう
どこへ ゆくの? まわる まわる 火の 中で
月が 落ちる 声を 落とす
まだ君は 踊れるの?
『こっち』が『あっち』に『あっち』が『こっち』に
かわってゆく 音が 鳴る
[ Romaji ]
現実と非現実の境界が曖昧になっていくような描写が続き、読みながら心がふわりと浮かぶような気持ちになります。誰かと手を取り合って踊る場面には、優しさと不思議さが混ざり合っていて、どこか懐かしいような温もりを感じました。時間の流れや空間の変化がゆるやかに描かれていて、目に見えないものに導かれていくような感覚が心に残ります。繰り返される言葉の中に、儚さと永遠が同時に存在しているようで、静かに胸が締めつけられました。