Kissからはじめようの一言メモ
ふと目の前を通り過ぎた人に心が動く様子が、夏の光や風とともにやさしく伝わってきて、読んでいると胸がきゅっとなりました。髪や香りにふれた瞬間のときめきが素直に描かれていて、以前に似た場面で胸が高鳴ったことを思い出しましたが、そのときとは違う新鮮さが今はあります。言葉にしなくても伝わる気持ちを大切にしようとする温かさがあり、照れくささや恥ずかしさも愛おしく感じられました。手をつないだときの安心感や、相手の笑顔を見てほっとした気持ちが丁寧に表現されていて、だからこそ見送るのではなく一緒に歩きたくなる気持ちが湧きます。未来を急がずに今を大切にする姿勢が伝わり、素直に誰かを好きになることの楽しさを改めて思わせてくれました。