あなたは間違えた 選んだのは見事ヘタレたハズレくじ
祭りはおしまいさ 今更水を差さないで
荒れ果てていくユーモア あなたのパパとママは何をしていたの
兎角疲れました 数えるから直ぐに消えて
今は らんらんらん 深く眠りにつきたい
月が らんらんらん デコルテを撫でていく
名のついた昨日は くれてやるから静かな明日をよこせ
卑劣な隣人を お許しくださいエイメン
泣き出すのはノーモア あなたのパパとママはどこへ消えたの
易々と述べんな 他をあたっておくれダーリン
今は らんらんらん 混じりっけのないやつが欲しい
風が らんらんらん デコルテに溶けていく
はたと冷めたアールグレイ マイファニーバレンタイン
健やかなる人生の ひび割れをしゃなりと歩く
ばら撒かれた愛情を 噛む裸のトルソー
芳しいほどに煙る春を探している
今は らんらんらん 深く眠りにつきたい
月が らんらんらん デコルテを撫でていく
今は らんらんらん 混じりっけのないやつが欲しい
風が らんらんらん デコルテに溶けていく
[ Romaji ]
ざわついた日常の中で小さな違和感がぽつりと光るように思えました。選んだものが外れてしまったり、周りの人の行動に首をかしげたりする場面があって、子どもでもわかるような戸惑いが素直に表れていました。眠りたくなるほど疲れている気持ちや、月のやさしい光に触れられたらいいなという願いが混ざっていて、眠る前の静かな時間を思い出しました。誰かのことを責めたくなる気持ちと、許してあげたい気持ちが同時にあって、その揺れが人らしさを作っているのだと気づかされました。紅茶の冷めた香りや、春を探すような小さな冒険心が描かれていて、どんなに傷ついてもまた歩き出せる力が残っていると感じました。混ざりけのないものを求める素直さが可愛らしく、最後には静かな明日を待ち望む優しい気持ちが残りました。