ガラス窓を 窓を 滑り落ちてく流線形は
水の雫 雫 真っ逆さま ひと雫
ゆるい速度 速度 眺めながらボケッと幻想
塞ぐ夜の 夜の 軽い悪夢 振り払って
もう何も見たくなかった
Cry Baby Cry 枯れることのない憂い 纏って
Cry Baby Cry しなだれたままの心 ぶら下げてく
歩き出した先に 霧雨がなぐさめのレーベン
湿る体 体 風が素肌にひっついてくる
目を閉じて歩めば 何が見える?
目を閉じて飛んだら 忘れられる?
高く 高く 降り落ちてくる流線形は
雨の雫 雫 真っ逆さまに地上を打つ
もう何も見たくなかった
Cry Baby Cry 枯れることのない憂い 纏って
Cry Baby Cry しなだれたままの心 ぶら下げてく
Cry Baby Cry 乾かせやしない 朝が来たって
Cry Baby Cry 落とさないように 心 たぐり寄せる
[ Romaji ]
窓を流れる雨粒を見つめながら、心の内に秘めた消えることのない憂いと向き合う、内省的で静かな時間が描かれています。何も見たくないほどの絶望を抱えながら、霧雨を慰めとして一歩ずつ歩き出そうとする姿が切ないです。乾くことのない心の湿り気は、決して弱さではなく、大切な何かを守ろうとする純粋な想いの裏返しのように感じました。朝が来ても癒えない痛みさえも大切に手繰り寄せる、繊細な魂のあり方に深く共感しました。