砂の惑星 ( + 初音ミク)の一言メモ
乾いた世界を歩き続ける感覚が生々しく立ち上がり、果てのない地平に立っている自分を想像しました。何も育たない場所にいても、誰かへ呼びかける声は消えないままで、孤独の中にひそむ連帯が確かに息をしているように感じます。派手で騒がしい合図や、子どもじみた掛け声が繰り返されても、そこには諦めではなく、笑って前へ進もうとする小さな勇気が宿っていました。壊れた景色の片隅で祝う誕生日のイメージが可笑しくて切なく、無意味に見える儀式が心をつないでいくのだと思えました。古い記憶と新しい音が混じり合い、砂を巻き上げる風の中で夢の残骸を拾い集めるような手触りがありました。誰かと仲直りしたい気持ちや、もう少しだけそばにいたいという願いが素直で、乾いた土地にも水脈が通っていると信じたくなりました。無数の過去に敬礼する場面には、失敗も栄光もまとめて抱きしめる余裕があり、だからこそ次の一歩に踏ん切りがつくのだと感じました。砂粒のようにバラバラになりそうな毎日でも、心残りを減らすために今日歩く、という質素な決心が頼もしいです。笑いと叫びのリズムが体を前へ押し出し、どこかへ導かれるような期待がゆっくり芽生えました。荒涼とした風景のまんなかで、遊び心と希望がひそやかに火を灯し、立ち止まらずに行こうと思えました。