明け方 窓から見える有明の月は ただ
朝日に溶ける 沈むことも許されずに
過ぎてしまったことを悔やみ続けていても
もう夜は君を包んでくれないんだ
今度はいつ会えるだろう?
その時までにはきっと
強くなっているからね
薄れる闇に 誓ってみた
身体中の細胞すべてが透き通って
君に言う「おはよう」「おはよう」と
始めはまぶしいかもしれないけれど
一言つぶやいて「おはよう」
またはじめるため 終わることを選ぶのが
本当は恐い 夢から醒めたくない
その曲がり角を 折れたらもうさよなら
振り返らずに 前を向いて歩くんだ
どこへ行けばいいんだろう?
何度も迷うけれど
ひかりつながっているんだね
朝焼け君を照らしだした
特別な意味などなくても
今日の君に伝えたい「おはよう」「おはよう」って
月は微笑んだ後 西の空に消えた…
身体中の細胞すべてが透き通って
君に言う「おはよう」「おはよう」と
始めはまぶしいかもしれないけれど
一言つぶやいて「おはよう」
新しい「おはよう」