あの丘の上には 一匹の猫がいる
真っ白な毛並みで エメラルドの瞳
長く伸びた爪は 銀色のマニキュア
しなやかなしっぽに 落ちない男はいない
そんなウワサだけが ひとり歩きをして
いつの間にかキミも 焦り始めている
あこがれ 隣りに習えだって 幸せはこうじゃなくちゃいけない
街中 銀色のマニキュアばっか キミには えっと、そーね、なんて言うか、ちょっと違うかも‥
あの丘の上には 一匹の猫がいる
真っ白な毛並みは きっと染めてるのさ
エメラルドの瞳 コンタクトレンズで
床には銀色の 注射針が転がる
あこがれ 隣りに習えだって 幸せはこうじゃなくちゃいけない
街中 エメラルドの瞳で キミにはちょっとなんて言うか まるで似合ってないのに
丘の上の猫は いつもひとりぼっち
だけど会ったヤツは まだひとりもいない
そんなウワサだけが ひとり歩きをする
でもココロの奥で キミは気づいている
しなやかなしっぽも 別に欲しくないし
ホントに好きなのは 透明のマニキュア
あこがれ 隣りに習えだって 安心出来るからしょうがない
街中 エメラルドの瞳で キミなら そのままの方がキレイなのに
あこがれ そうね‥ でも‥
キミなら そのままの方が ずっとずっといいのに