驚くほど優しいその声に
しまい込んだ感情が騒ぐ
どこか千切られるような日々から
あなたの手が引っ張り出してくれた
着込んだ服を脱ぎ捨てたなら
隠しようもない傷や弱さを
皮膚だけ隔て許し合えること
信じたい 無数の明日を
守れなくても針はのまなくていい
このささやかな約束でいい
頼りないほど眩しくて
こんな夢を見せるのは
あなただけでしょう?
隣にいることがいつのまにか
あたりまえに感じている
あなたが次にどんな顔をして
何を言うのかわかってしまうくらい
指先に触れるこの距離をずっと
守りたいと思う程怖くて
余計な想像を巡らせては知るの
出逢った日より強い何かを
永遠なんて誓わなくてもいい
このささやかな瞬間でいい
どんなあなたも眩しくて
二人を今繋ぐもの
信じていいでしょう?
たわいもないこんな時間すべて
瞬きの間さえ惜しいんだよ
僕らはこの世界で
あとどれくらい
同じ景色を焼きつけてゆけるだろう
守れなくても針はのまなくていい
このささやかな約束でいい
頼りないほど眩しくて
こんな夢をくれるの
永遠なんて誓わなくてもいい
このささやかな瞬間でいい
どんなあなたも眩しくて
二人を今繋ぐもの
信じていいでしょう?