全部忘れたような顔して
忙しい日々に預けてた
不意に景色が重なった時
不覚にもその糸は切れた
緩い坂道 低く這う雲
そのあいだ 気丈な花が
迷いも見せず散り際に頷く
街灯が灯り 是以上どうにもならないかのような孤独が襲った
知ってたんだね
なんでもないような日々が実は脆いことを
目眩がするほどに舞う無数の
ひとひら両手ですくおうとしたのに
薄桃色のより先に
そこに零れおちたもの
通い慣れた駅までの道のり
見慣れた景色に重い足どり
不意にのしかかるような感覚
雑踏の中君を探索
It's over 二人の距離は
気付いた頃にはどうしようもないくらい離れて
But 諦めつかずに嘆いたDay after Day
強がりばかり見せる態度で対応
遮るちっぽけなプライド
その内容もYesやNoじゃ割り切れないよ
そこにあった居場所 失った代償
I know it 何もないと二人の最後
告げるように散っていく花びら
臆面もなく弱さを晒すのも
あなたの強さだったのかもしれない
色や匂い、場所、咲き方を迷わずにありのままで
淡雪みたいに今降りしきる
道を花びらが埋め尽くしてくから
遥かな懐かしい場所へ
唇を動かすだけの
音にならないさよなら
面影に感じとるTendernessと連鎖
頬つたう涙 Two of us
語り合ったChamber
In the place 空いたスペース
埋められない
振り返ればそういつもそばに
あったぬくもりも手に取れない
浮かんでは消えていく想い出
刹那に舞い散るように
目眩がするほどに舞う無数の
ひとひら両手ですくおうとしたのに
薄桃色のより先に
そこに零れおちたもの
淡雪みたいに今降りしきる
道を花びらが埋め尽くしてくから
遥かな懐かしい場所へ
唇を動かすだけの
音にならないさよなら