ホーム > 永井みゆき > 花かげろう 歌詞
空の徳利に 待宵草(まつよいぐさ)を一輪挿した おんなの想い手酌に酔うころ あなたは気づく消えたこころの 花灯り恋の裏木戸(うらきど) キチリと閉めりゃ花は無口な 意趣返し
袷羽織(あわせばおり)を 鴨居にかけてほころび見つけ 繕(つくろ)いなおす一人じゃなんにも 出来ない人に文字の代わりに 綴(つづ)る糸弱い未練に 鋏(はさみ)をいれて祈るしあわせ 袖しずく
肩に流した 黒髪断ってひと色口紅(べに)を 明るく引いたあの日の私は 他人のそら似きっと二人は すれ違う足を止めずに 恋路が辻を風と消えます 影ぼうし
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