いつかは途切れるだろう 夜明けを探す二人
歩いた道を辿れば もつれた糸は永く
(うつろな瞳は) 暗闇見上げて 彷徨い
(明日を求めて) キミが空へ進むなら
嵐の雲間に羽ばたく鷹になろう
世界を見渡す ボクが共に往く キミと
ふとした旅の途中に 記憶が色褪せても
消せない罪の楔(くさび)を 独りで抱えたまま
(心に雨降る) 昔の涙に溺れて
(身体も冷たく) キミが海に沈むなら
逆まく波間に漂うクジラのように
すべてを遮り ボクが護るから キミを
変わることも変わらないことも 願っている
微睡(まどろ)みから醒めたくない朝 曖昧な今を
キミが微笑む場所に迷わぬように
やさしく導く キミの風になる
世界の果てでも ボクはキミを想うよ
止まった時計が いつか動き出す日まで