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ここに君は頭をのせ 寝息をたてた僕の肩は君が見つけた 隠れ家のようだった
いつもふたりは 友達のように話ができたソファの隅で 傾く本になって
生まれ出た意味さえも 感じたのに
僕らは夏の肌が消えるように 別れた“恋人のようだ”なんてさよなら言えずに ただテレビ見つめて 並んでいた
僕の物を 君が自分の物のように使うことが 訳もなく嬉しかった
溶けながら ひとつになったようで
僕らは愛の色を 伸ばしながら通り抜け絵の具が切れたとこにたたずんでいた 空と海を分ける線のように
この肩には 柔らかな重みがある君が僕に残したもの僕らはきっとあの恋を閉じ合った思い出を愛せるように
僕らは夏の肌が消えるように 別れた僕らは夏の肌が消えるように 別れた
アルバム「君の知らない君の歌」収録曲
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