懐かしい歌をレコードで 聴いてみたくなった
箱から取り出したとき あのカセットがあった
歪んだ音の透き間に 笑い声の君がいる
悪戯好きな君が録ったやつさ
何も知らずに 喋っている僕を
ずっとずっと笑ってる
近くを通るといつだって 見上げてしまう
君もこんなふうに 想い出を見上げたかい
短いテープの中で 遠くを誓ってる
君の言う言葉通りに 僕がつづいている
あのときの約束とは 違うところにいるけど
いつかどこかで 君の幸せに
出会ってみたいと 確かめてみたいと
ずっとずっと 思ってる
あのとき僕らは どこまで離れたのかな
いつものことだと どこかになかったかな
傷つけないよう 針をそっと下ろした
君と何度も 聴いた歌さ
近くを通るといつだって 見上げてしまう
君もこんなふうに 想い出を見上げたかい
あのとき僕らは どこまで離れたのかな
いつものことだと どこかになかったかな