感情を揺さぶるように 儚げな愛をつらぬいて
抱き寄せたはずの影は この腕をすり抜けていく
再会を待ち焦がれて 時間に取り残された
君が目を覚ます朝 世界は鮮やかに彩られて
降り続けた長い雨が止んで 七色の虹が見えるころ
空を染めていく朱い光 見失った夢に妖しく降り注いだ
まだ追い求めるいつかの景色 君に導かれ 眠りにつくその時まで
感情を傷つけるように 危なげな愛をつらぬいて
抱き寄せたはずの夢は 白い霧へと消えていく
悲しみに打ちひしがれて 時間を見失っていた
君が目を覚ます朝 世界はもう一度動き出して
降り続けた長い雨が止んで 七色の虹が見えるころ
君を染めていく朱い光 出会ったばかりのあの日を映し出した
そして広がるいつかの景色 君に導かれ 眠りにつくその時まで
太陽が解き放った 幻想を焼き尽くす光が 映し出す扉がいま開かれて
過去を濡らしていた涙も枯れ果て 七色の虹が輝く
明日を染めていく朱い光 初めて抱いた 夢を思い出させた
いつか手にする最期の景色 その幕が降りて 眠りにつくその時まで