しばらく横になっていようか
少し忘れよう 夜の闇はまだ深いから
誰に合わせて 選ぶわけじゃない
答えはひとつさ
わかってても 場所をなくしても
なぜ涙ぐむ 優しさと決めたがる
あなたが あなたが泣くことはない
霧深い足もとを そっと照らしてくれている
悲しみも抱きしめて
歩けるように
冷たい雨も 降り注ぐ光も
見上げようとすれば 同じ顔になる
背中合わせになって行く人も
時に振り向いて
気づかうように どこか重ね合う
信じるものがあれば 痛みは耐えられる
なぜ涙ぐむ 優しさと決めたがる
あなたが あなたが泣くことはない
愛し合う 迷い合う ずっとずっと続いてゆく
幸せを 苦しめて
しまわぬように