負け犬だと言われた夜 くやしくて 眠れなくて
ちっぽけな 俺のすべて こなごなにしたくなった
ガラスうつる やせた顔をなぐったら
今でも 何かを あきらめかけたとき
あの いたむ手を覚えているのか
やりとげた事もないのに ヒーローにあこがれてた
きらめいた名前ばかり こだわって ほしがってた
手にいれたものは重くなるさ
今でも 何かを 夢見はじめた時
ただ自由だけ 信じきれるのか
駆けぬけてしまえばいい どんな声にもしばられないで
いつの日か 振り返えるまで お前は誰だっていい
やりたいこともわからずに さまよえば 追われてゆく
抱きしめてくれる腕を きりがなく うたがってた
見上げた空 悲しすぎて笑った
今なら 何かを愛しかけた時 強い力を信じきれるのか
駆け抜けてしまえばいい 昨日なんかに こだわらないで
がむしゃらにやれるならば かがやけるかもしれない
駆け抜けてしまえばいい どんな声にもしばられないで
いつの日か 振り返えるまで お前は誰だっていい