ホーム > 歌手「て」 > 手嶌葵 > 岸を離れる日 歌詞
その日も川は流れてたいつもと変わらぬ姿でなぜだか わけも知らず家を出てわたしはひとり歩き出した
赤い靴をはいていた初めてはいた 赤い靴夢から生まれ出た赤い火がとまどう足を せきたてる
わたしをどこへ誘う明け方の道
夜明けの風の岸に立ち透明な炎のように心は燃えていた あなたへとやみくもにただ あなたへと
わたし 無造作に靴を脱いで投げた瞬間も 上の空であなたに ただあなたに会いたくてあなたに ただ届きたくて
でもわたしを乗せた舟はわたしだけ乗せてすべり出したこれから始まる旅の孤独を孤独とさえ まだわからずに
わたしをどこへ運ぶ運命の川体は空に溶けて虚空をいだく
岸を離れ 走る舟の風がわたしの髪を乱し心は燃えていた あなたへとやみくもにただ あなたへと
ヤマハ「ウタっちゃ」CMソングアルバム「春の歌集」収録曲
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