ホーム > 歌手「き」 > KIRITO > 月の残像 歌詞
雲の隙間に見た月の残像あの日触れ合った君のように揺れる真実を知ろうとすれば消えることわかっていたのに
手のひら掬(すく)った闇夜にまだ君は微笑んだまま見つめているけどこぼれ落ちないように目をそらした僕は言えない言葉に 気づかないふりをするように
薄明かりに隠れ 求めあえば満たされる気がした 幻だとしても細い肩抱き寄せるほどこの胸の空白は抉られて
瞼を閉じれば 闇夜にまだ君は汚れないまま 見つめているけど夢から覚めること恐れていた僕は翳る面影に 視線そらすように
残酷な光 夜を終わらせる進むべき道を分岐させていく身を沈めれば現実を遮る記憶まで無情に奪っていく
誰もいない丘 越えたその先まで自ら選んだ業に導かれいつか忘れていく 面影も消えていく深く刻まれた 傷跡を抱いていく
アルバム「CROSS」収録曲
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