君の最後の言葉は胸の中
優しさに手を振り 町を抜け出した
自由に飛ぶ羽根は無いが
この足元に夢だけは確かに続いてたんだ
切り捨てた安心や保証
これで良かったのかと思う日もある
でも迷う程 無駄だった
答えはもう出てたから
やり直せるなら
あの日の決意は無駄になるだろう
やり直せないから
立ち上がらずにはいられないのさ
近くでまた誰かが 雄弁に飛び立つのを
横目で見ていた
自分らしさ問う日々繰り返す 挫折 憧れ
それは助走へと続く 追い風になる
やり直せるなら
涙なんか流れはしないだろう
やり直せないから
“出逢い”に胸は高鳴る
また何度でも今日を乗り越えよう
(震えてた想いは 沈黙の向こうで背中に強く吹いた風)
(溢れてる願いは 空白の向こうで七色の地図になる)
広い空 目指して
地面を蹴って 飛び出した