すれ違う人 渦巻く中で
佇む僕 涙の跡
乾ききった心からは
鉄格子と君の匂い
移り変わりだす季節から
見つからないよう蓋をする
うまく息ができなくて
君と沈む夜の煌めき
呼吸の隙間を君が塞ぐ
静かに 微笑んで
空っぽでも注いでほしいよ
永遠 僕と生きてゆく愛を
このまま はぐれないよう手を繋いで
ここで僕ら浮かんでいたい
ねぇ まだ寒いよ
夢から覚める 気がしてさ
紅い風 髪が靡く
あぁ そのまま このままでいい
指先が頬に触れたら
君は僕を映し出す
形だけの言葉をなぞる
目を閉じればそれ以上の想い
微かに 透き通る
空に撃つ 頼りない心で
弱さが僕を引き戻すけど
涙が溢れて崩れ落ちても
笑わないね きっと
空っぽでも叫んでいるんだよ
永遠 僕と過ごすだけの愛を
例えば 勘違いだったとしても
美しいと思いたい
明日の足跡 見失う前に 辿ってく