眩しくて眩しくて
明け方の空は白んでいた
誰にも知られたくないような
心は見透かされた
何も知らずやれていたら楽なのに
やけに諦めのつかない自分も嫌になる
何度も何度でも誰か羨んでは
誰かの代わりであってもそれにすら挑んだ
平気なフリして痛むような胸の高鳴りに
すこしだけ晴れた朝が来る
変わっていく渇いていく
他人と自分を比べてしまう
投げやりになってしまわぬよう
何かを堪えていた
いつの間にか差は開いたそれなのに
足を止めることも出来ずずっともがいていた
何度も何度でも誰かに負け続け
いつも脇役であってもそれにすら挑んだ
嫌いな自分を振り切ってもっと先へ行こう
灯りのない今も前を向け
当てもない心の行き先、迷えば迷うほど確かにここにある
何度も
何度も何度でもおんなじ景色ただ
どこへ向かっているかもわからずに挑んだ
平気なフリして歩んでたあの道の先に
眩しくて白い朝が来る
代わりのない日々よ どこへ行こう