オオゼキタク「僕とダリアと週末に」歌詞

光る風の中　君とふたり
僕らふたり　旅に出よう
街路樹が揺れる　駅前の広場
待ち合わせをしよう

髪を切る　珈琲を飲む
ひとつ手前の駅で降りてみる
それだけで　ただそれだけで
景色が変わる　単純なこと

まばたきの速さで
サンダル履きのまんまで
ほらポケットの中に
小銭だけじゃらつかせ
部屋を飛び出しておいで

光る風の中　君とふたり
僕らふたり　旅に出よう
閉じかけたドアを　開くきっかけを
探しに出かけよう

悩んだり　駆け引きしたり
作り笑いでまたやり過ごしたり
誰だって　そりゃ僕だって
ドラマティックとは　ほど遠いけど

本当は分かってる
どこかでもう気づいてる
当たり前の日常は
当たり前じゃないこと
限りある穏やかな日々

だから週末は　君とふたり
僕らふたり　夢をみよう
イメージひとつで　どこへでも行ける
君が望む場所へ

サバンナの果実　白夜の国
霧の運河　南の島
甘いカフェオレと　燃えるオーロラと
カーニバルのリズム

だから光る風の中　君とふたり
僕らふたり　旅に出よう
街路樹が揺れる　駅前の広場
待ち合わせをしよう

ほんの少しだけ　角度変えて
眺めてみる　見慣れた街
いつもとは違う　青空の下で
君が笑った

それだけで　ただそれだけで
世界は変わる