白い帽子の街灯が
足元を照らす夜
今も変わらない声が
耳元で揺らぐ気がしてる
いつかは薄れる全て
雪溶けのように きっと生まれ変わって
寂しさだって愛しいよ
このままずっと消えないでいて
言葉はきっと届かないけれど
好きなように話しかけるから
独り言にしないでね
夢の続きが見られるならと
踏切を渡ろうとして
“君はそのままでいて”
懐かしい声で我に帰った
いつまで(どれだけ)
覚えていられるかな
解けないでと願ったまま
この夜だけは 消えないでいて
あの星座の様に繋がる川を渡って
会いに来たんだ 会いに来たんだよ
寂しさだって愛しいよ
このままずっと消えないでいて
言葉はきっと届かないけれど
-言葉はちゃんと届いてるからさ-
好きなように話しかけるから
-好きなように話しかけて欲しい-
独り言じゃないでしょう
-独り言じゃないから-
この踏切に列車が通る日を
命果て行く先の季節を
雪溶けの夜をいつまでも
待ってるよ