少しずつ 夜が長くなってきました
ちょいとばかし意地悪な暗闇の歩幅が増して
私の肩に誰かが手をかける
振り向くのは怖いけれど そうせずにはいられないんだ
追い抜かれたまま 置き去りの季節のなか
瓦礫と化したいつかのユートピア
夢にまでみたような甘い日々もつかの間
後悔に濡れた髪でうちあがった砂浜
乾き切った唇 ひび割れた 痛みに顔を歪めて
みみずばれみたく赤く腫れ上がった
情熱 その惨めな痕跡だけ抱いて
調子はずれ あばた面のブルースを奏で
終わりゆくyouthよどこまで
歌ったって 酔えない
ナナナナナナ……
Whatever 私ら 交わらぬもの同士
時とともに離れていく距離
枯れた声では届かないSOS
沈みゆく Summertime 通り過ぎて
Whatever 私ら 交わらぬもの同士
時とともに離れていく距離
枯れた声では届かないSOS
沈みゆく Summertime 通り過ぎて
ララバイ さよならもいらないよ
別に拗ねてないし いじけてもないよ
二度と会えなくても たまに思い出す
この夏のことも きっと
終わりゆくyouthよどこまで
歌ったって 酔えない
ナナナナナナ……
暮れる 晩夏のseaside
言葉はなく ただ送られる
泣き笑いのエモーティコン
Goodbyeを燃やして飛ぼう
Goodbyeを燃やして飛ぼう