なにひとつ 変わらないものなんてありはしないだろう
移ろいを 重ねては 時は呼吸をする
永遠にこのままなど理想だし 消失に向かう生き物だし
可変的で当たり前だ
それでも 心を握りしめるような 記憶が誰にも確かにある
僕たちは風の中を 透明な息吹の中を 追いかけて走ってた
目を開けられないほどの 強い突風に乱れた髪の酷さ 笑い合って
もう会うことはないかな もう話すこともないかな 懐かしく痛いけど
存在し続けるんだ 思い出す限りにおいて
君をずっと ずっと覚えている
なにもかも 隠さずに 浮かぶ思いを渡し合った
たくさんの 言の葉に 耳を澄ました
時間の針先に停滞ってないし 残酷な連続性だし
止まることは皆無だ
だからそう 時を超越するような 場面を抱きしめていたくなる
絶対なんてないから 人は約束をするって いつか話してくれたね
あの時つけた印が あの時届かなかった 未来という現在 証となってる
僕たちは風の中を 透明な息吹の中を 追いかけて走ってた
目を開けられないほどの 強い突風に乱れた髪の酷さ 笑い合って
もう会うことはなくても もう話すこともなくても 懐かしくなろうとも
存在し続けるんだ 思い出す限りにおいて
君をずっと ずっと覚えている