ホーム > 歌手「お」 > 尾崎豊 > はじまりさえ歌えない 歌詞
ふと目を閉じればアスファルトの道端にうずくまり黄昏の影に手を伸ばし何か求めてた埃りだらけのビルディングウイスキーの匂いがするよ俺の心の中には求めるものがひとつも映らないよ君の弾くピアノ まだ覚束ない刺激の強すぎる この街では心が鈍くなってゆくよ君を抱きしめ離したくない愛の光を ともし続けたい
カラカラに乾いた喉 へたばるまで走るのかいひとりぼっちの汗は誰の眼にもとまらない蒸し熱い倉庫の中で 30分の休憩をとりつめ込むだけのメシを食べて届かない窓に手を伸ばしているなけなしの金のためのアルバイト楽しくやるには この街では金だけがたよりだよ君のためなら死ねるさきっと愛こそすべてだと 俺は信じてる
この街じゃ俺達 まだまだ世間知らずさ情熱は空回りの 把みどころのない影走り出してはいつも 路頭に迷い込んで把むものも何もなくて はじまりさえ歌えない俺がいる辿り着くといつも最終の電車酔いどれのひとり言は この街では欲望に崩れてゆくこの街から君を守りたい愛の光を ともし続けたい君を抱きしめ離したくない愛の光を ともし続けたい
アルバム「十七歳の地図」収録曲アルバム「13/71-THE BEST SELECTION」収録曲
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