歌詞ナビ > 椎名佐千子 > 早春慕情
僅(わず)かな暖房が残った夜明けのローカル列車には人影もなく… 忘れたはずの貴方のぬくもり 恋しいの窓から見える町は貴方が育ったという海辺の町に 似ていてなぜか 心がふるえる帰らないはずの 思い出が私の胸を揺(ゆ)する
一人で降り立つ ホームには霜柱が白く光って心も寒く… 忘れたはずの貴方の笑顔が 浮かびます初めて歩く町は潮の匂いがしていて貴方が歩いて来そうでなぜか 心がふるえる帰らないはずの 思い出が私の胸を濡らす
歩き疲れた町で貴方の言葉によく似た故郷(ふるさと)訛りが聞こえて思わず胸がときめく帰らないはずの 思い出が私の胸を焦(こ)がす
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