ホーム > 歌手「な」 > 成底ゆう子 > 母 歌詞
西陽がさす縁側で 洗濯物をたたみながらあなたは何か 話してる 独り言のように
忙しいを言い訳に 随分帰らなかった気がつけば 病気になって 痩せてゆくあなたがいる
握ったあなたの手は いつのまにか細くなって枯葉を揺らす冷たい風に 小さく震えてた
物忘れも多くなって 目も弱くなり 杖ついたり一人じゃ何にも出来なくなって 動けなくなるのかな
遠く暮らす私 あなたはここにひとり戻ることはできない 引き取ることも難しい
私の顔 忘れたりするかな 私の声 忘れたりするかな懐かしい写真の中 微笑む あなたにまた会えたなら
柱に刻んだ跡 叱られた壁の落書き思い出が詰まったこの家に 知らない誰か住むのかな
手を繋ぎ歩いた道 わたしを呼ぶ やさしい声あなたは わたしのふるさと光に包まれているあなた わたしのふるさと
アルバム「ダイナリズム〜琉球の風〜」収録曲
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