歌詞ナビ > 神様、僕は気づいてしまった > 名前のない青
孤独の内に溜め込んだ空想の類どうしたってずっと言葉にできずに幼さ故、小さなこの両手から溢れてついにはキャンバスを埋め尽くした
水平線から滲むようで冷え切った頬を伝うような暖かなその色が僕の声になっていく
想像が現実を凌駕して、重く垂れた雲が散ったその景色を遺せたなら千年後の知らない誰かの目に、僕の声が突き刺さるような鮮やかな色、それはまだ名前のない色
孤独の内に溜め込んだ空想の類誰かと分け合うことすらできずに心の奥底で今も蠢いてる名前を持たないこの感情をなんと呼ぼうか
忘れないように失くさないように
明日を憂いた春のようでこの身に走る脈のような柔らかなその色で僕は僕になっていた
真っ白なキャンバスにぶつけた未来は、いつしか命になって、僕が生きた証になる千年後の知らない誰かの生を、根底から覆すような鮮やかな色、息を飲むほど美しくてきっと、それはまだ名前のない青だった
アニメ「映像研には手を出すな!」エンディングテーマ
JASRAC許諾番号:9008177008Y38026 NexTone許諾番号:ID000003176
Copyright (C) 2005-2024 SANDY NET SYSTEM CO.,LTD. All Rights Reserved.