星の風に吹かれ 走っていく
ガランと瓶の鐘を 街に響かせて
きみもぼくとともに 行かないか
時間や争いもない 旋律の空へ
七つ目の星を左へ
冬のビーナスの神話を
真に受け、旅立った
サファイアが舞い散る夜を
スター・トレインが行く
胸焦がすぼくの心は
名前も知らない星に
何を願ってるの?
干からびてしまった 騎兵隊が
役目を終えて銀河を 彷徨っているよ
ガタゴトSing-a-longで
涙を流すシリウス 迎えにいくのさ
サファイアが舞い散る夜を
スター・トレインが行く
胸揺れるぼくの心に
ときめくメロディー鳴らす
無理して笑うなよ
子供のような顔でふてくされて
甘えているだけなの?
夜が明けてしまう前に
ジグザグな線路を抜け 命を燃やすんだ
世界が愛に染まってゆく
血に染まってゆく
黒い憎しみに滲んでゆく
車輪が軋んだ
綺麗なきみが笑っている
懐かしのストーリー
甘いガラムの匂いがした
激しく汽笛が鳴る
怖いものなどない