透明な膜が僕を包んでるみたいだ
息ができない
何遍も剥がしてみようとしたのに
ダメみたい
ねぇ僕は正常なの?叫んだり止まったり
早く息が吸いたいだけ
何も誤魔化す気はないよ
そのまんまの僕を届けたいだけ
どうぞおひとつ召し上がれ
溶かしてほしい
透明な膜が僕を包んでるみたいだ
息ができない
大切なものが蜃気楼のように
滲んでいく
ねぇ言葉は平等なの?残ったり流れたり
ほんとの価値が知りたいだけ
どこまでも広い世界で
最低な夜が訪れたとき
何を信じればいいかなんて
わからないけど
今もずっと出口を探して
もがいている
ビルの隙間からこぼれ落ちた
朝日が影に染み込んでいく
何も誤魔化す気はないよ
そのまんまの僕を届けたいだけ
どうぞおひとつ召し上がれ
溶かして欲しい
ねぇ、溶かして