西館ハク(佐藤実季)「One Step Ahead」歌詞

一人で見ていた夢の中で
あの日の夕焼けが心を揺さぶる
いつまでも燃えるような赤い瞳に
光を感じていた

明日へと導く月の光になれるように
強い鼓動が響いて 前に進もう、と
私が手を 強く引くよ

空に描いた月が照らすよう
狭霧の中で見つけたんだ
目指す先に ずっと 手を伸ばして
ずっと ずっと 諦めないって
誓ったんだ
吹き抜ける木枯らしに
あの日の私が見えた

気付けば隣に誰かがいて
白く描く夢は色づき始めて
暖かい想いや 迸る情熱に
心を焦がしていた

向かい 吹き荒ぶ風 勢いに負けぬように
手と手 取り合ってまた 未来に進むのは
不確かでも 枯れない希望だ

揺れる木の葉が紅く染まるよう
生命燃やして走り出した
細い腕で ぐっと 袖掴んで
ずっと ずっと 負けられないって
叫んだんだ
重なり合う決意が
私を明日へ進ませるの
忘れないように

躓いても 立ち上がり 一歩先へと
One step ahead
One step ahead
One step ahead...

共に描いた果てぬ夢の
行く先はまだ見えないけど
迷いながら ずっと 手を繋いで
きっと きっと 辿り着けるって
信じてるから
吹き抜ける木枯らしが
私の背中押してくれる
夢に描いた日々を