息子よ ここは荒れ果てた 砂漠だよ
咲くはずだった 沈丁花の 代わりにお前は生まれたよ
お前に見せるはずだった 思い出全部 割れちゃった
どこまで行こうか どこまでも続く レンゲの海
息子よ お前が生まれる 少し前
希望の全ては朽ち果てて みんな泣いていたんだよ
ごめんね息子よ 新しい鉢を 買ってきたよ
お前に見せるはずだった 小さな小さな 沈丁花
どこまで行こうか どこまでも続く 水平線
[ Romaji ]
不毛な砂漠に生まれた新しい命への、戸惑いと深い愛情が入り混じった複雑な心情が伝わります。過去の希望が潰えた中での誕生を謝罪する言葉には、親としての重い責任と慈しみを感じました。未来を信じて水平線を目指す親子の歩みが、レンゲの海のような優しさに包まれることを願わずにはいられません。