Bye Bye my rainy Christmas
水色の包装紙に染まった街を
ただぼんやり見てる 空っぽのイヴの午後
Bye Bye my Merry Christmas
もうすぐ数えきれないシンデレラと
迎えに来る馬車であふれる交差点
たかが冬の一日じゃない
べつにどうってことないじゃない
誰が決めたの 今日に決めたの
チカチカと街路樹が光りだせば
それは魔法のはじまり
だんだんとよみがえる
忘れかけた あなたへのメリークリスマス
Bye Bye my rainy Christmas
私のガラスの靴はもうないけど
あなたにかけられた 魔法は解けぬまま
とっくにこわれた二人じゃない
べつにどうってことないじゃない
それなのになぜ 泣きたいのはなぜ
チカチカとテイルランプ滲みだせば
悲しいストーリーのはじまり
だんだんと流れてく
好きだった あなたへのメリークリスマス
明日には魔法も解けて
街中がもとどおりにかえるけど
しばらくは立ち止まり
見送るわ あなたへのメリークリスマス
[ Romaji ]
街の光がふと過去の片隅を照らし出すような繊細な感触が印象的で、淡い哀しみと優しい諦観が同居しているように感じます。かつては無邪気に信じていた魔法がいつのまにか色あせてしまったことに気づいた瞬間がありましたが、今はその記憶を抱えたまま立ち止まり、静かに見送る選択をしているように思えました。言葉は抑制されていましたが、その分だけ情景の細部が豊かに浮かび、光や音の扱いが心の動きを丁寧に映し出していました。穏やかな語り口が優しく寄り添い、聴き手の胸にしっとりとした感情を残します。