桜咲く季節 声が小さい君
服の紐齧る 君が僕の家に
買ったばっかのソファー お気に入りのカーテン
生きるための家具達は
爪の跡がついたなら
僕の宝物
僕の世界に君が居てくれて、君の世界に僕が映る
小さくて大きな存在の、君は誰よりも親友さ
たった一匹と僕の話。
黒い服なんて すぐ君のもの
廊下に残る温もりは
頑張った僕のことを
待っててくれたんだ
僕の世界に君が居てくれて、君の世界に僕が映る
小さくて大きな存在の、君は誰よりも親友さ
百年先も そばに居て
僕より先に歳をとらないで
広い地球の片隅の家
たった一匹と僕の話。
[ Romaji ]
一匹の小さな家族との穏やかな日常が、かけがえのない宝物として描かれていて、とても温かい気持ちに包まれました。爪の跡がついた家具や服に残る毛さえも、共に生きた「証」として慈しむ姿に、種族を超えた深い友情と愛を感じます。廊下に残る温もりが、一日頑張った自分を優しく出迎えてくれるという描写は、日常の何気ない幸せの真髄を突いていました。自分より早く時を刻んでしまう親友に対し、「ずっとそばにいて」と願う切実な祈りは、命あるものへの尊厳と純粋な慈愛に満ち溢れていて胸を打ちます。