嫌な朝なら誰にでも
訪れること知ってるか
小鳥のさえずりのなか
枯れた喉で応えよう
一本の薔薇が大切か
十本の薔薇が必要か
おなじものを見て楽しいか
まるで違うと言いたいか
心の場所は真ん中じゃない
噛み合うように出来ているのさ
一本の薔薇が大切か
十本の薔薇が必要か
枯れた喉で答えよう
水を替えよう
頭の中は簡単じゃない
絡まるように出来ているのさ
物語ならそう長くはない
解けるように出来ているのさ
心の場所は真ん中じゃない
抱き合うように出来ているのさ
音を聞くのさ
[ Romaji ]
一本の美しい花をめぐる問いかけから、人間の内面の複雑さが静かに伝わってきました。心の位置や思考の絡まりを独特の視点で表現しており、他者と寄り添うことの意味を深く考えさせられます。絡まった糸が解けるように、最後には温かな結びつきが提示されました。日常の風景を切り取った描写が、乾いた喉を潤す水のように心へ染み渡ります。