忘れてしまった教科書
隠れて見せてくれたけど
五限の社会科 子守唄の呪文
あくびした 君と同時に
うたた寝のルーズリーフ
古代文明の文字みたい
解読出来ない君の心の中
覗かせて 答え合わせがしたい
下駄箱 差す斜陽
君の名前が照らされて光る
エウレカブルー
今君に支配された世界
澄んだ瞳に囚われて
僕の歴史を並べた年表
1番目立つ君の名前の革命
瞬きも惜しく思えるような瞬間が
左胸に積み重なる
大人になってしまったら
見えなくなる青い季節に
透明な恋が芽吹く
君の瞳に映して
無理矢理だろって星座が
そう見えなくもないように
隠れて探した君との公約数
結ぶ星一つあればいい
放課後 鐘の音
焼けた空の魔法
君のことを想ってしまう
エウレカブルー
今君のために回る世界
澄んだ瞳に攫われて
僕の銀河に浮かべた天体
一番目立つ君の名前の惑星
手が触れるほどに遥か遠い距離感が
左胸を狂わせている
大人になってしまったら
見えなくなる青い季節に
透明な恋が香る
君の瞳に映して
明日も明後日も君に会いたい
透けた僕を君の瞳に映して
[ Romaji ]
教室の片隅で教科書を貸し借りするような、淡く切ない青春の一ページが鮮やかに描かれていました。相手の心の公約数を探し求め、星座を結ぶように想いを通わせようとする感性が非常に瑞々しいです。大人になると色褪せてしまうかもしれない一瞬の輝きを、歴史の革命になぞらえて大切に抱きしめる純粋さに心が洗われました。明日もまた会いたいと願う透明な恋心が、放課後のチャイムと共に胸の奥まで優しく響き渡りました。