表と裏とを見せながら
散りゆく紅葉と秋の空
はぐれた夢に泣いた夜
やむことのない日々にまた星が降る
悲しみ云わずのあの友(ひと)に
何が出来るか この俺は
せめて心の限りの あぁ愛ひとつ
俺なりの人生の歌声さらり 贈りたい
生きると死ぬの境目で
落ち葉は風など恨まない
恋に器用じゃないもので
やさしくするしか術を持たないけれど
涙を堪えるあの女(ひと)に
ぬくもりひとつ 渡したい
せめて心の限りの あぁ恋ひとつ
照れるけど人生の歌声そっと 贈りたい
流れず流れて流されず
生き様しのぶ あの人に
せめて心の限りを あぁ声にして
俺なりの人生の歌声そっと 贈りたい
[ Romaji ]
自分の生き様を紅葉や落ち葉に重ね合わせ、不器用ながらも精一杯に生きる覚悟が表現されています。悲しみを抱える友や愛する人へ、静かに歌を贈ろうとする優しさがとても高潔でした。多くを語らず、ただ真心を持って接しようとする誠実な姿勢に、一人の人間としての深い年輪を感じて感動しました。