どうしてこんなに自分を
明けわたせるの
不思議ね 波打ち際
愛そのものの中にあるの 今 渚にて
抱きしめているつもりで抱かれているの
もう何も抵抗することなんてできない
背骨は波打つヒレ
あなたの愛の心拍数にただ合わせていたい
触れているつもりで溶け始めているの
見てるあなた 見られてる私たちはひとつ
もうこれ以上待つことはやめにしない?
鯨になって飛び込もう
小さな船がいらしても 海になれ
浮き輪を投げてよこしても 海になれ
落ちてきそうで落ちてきやしない時の滴
もうこれ以上言葉にするのやめにしない?
海になれ 潮を吹け
羊水の海になれ
[ Romaji ]
自分を誰かに委ねることで、かえって海のように広大な自由を手に入れられるという逆説的な美しさに感動しました。言葉にするのをやめ、愛の心拍数に身を任せて溶け合っていく様子は、究極の信頼の形なのだと感じました。浮き輪や小さな船すら必要とせず、ただありのままの自分を海として解き放つ潔さが素晴らしいです。生命の源である羊水のような温もりに包まれながら、全ての境界線が消えていく瞬間の心地よさを味わいました。