何か、忘れ物をしたみたいに
ゆらゆら動いている衛星
心の渇きも早くなる季節
「呼吸を止めて」
宇宙に投げ飛ばす花束
灰になって、熱くなる
おまじないのような今日
起き上がった、正午
見えない方がよかったかなぁ
知らない方がよかったかなぁ
とか、思う世界の端っこ
せっかちな朝が顔出して
くすんだ色の季節に染まった
ふたりだけの秘密にしよう
ふたりだけの秘密にしよう
気づけば、僕ら大人になって
知りたくないことさえも覚えた
ふたりだけの秘密にしよう
ふたりだけの秘密にしようよ
嘘みたいだ、あんまりにこの世界は
あなたに出会って、ふたりぼっちを覚えた
私の世界の奥、星が降った朝
きっと、思い出す
私って、思うよりちっぽけだって
知りたい、もっとあなたのこと
言いたい、もっと私のこと
とか、思う世界の端っこ
約束なんて誤魔化し合いで
今日まで、どうにか生きてきたんだ
ふたりだけの秘密にしよう
ふたりだけの秘密にしよう
夏休みの終わりみたいに
変な寂しさが遠く残った
ふたりだけの秘密にしよう
ふたりだけの秘密にしようよ
猫の目のような、柔らかい瞳の乱反射で
どこか、眩しく映る未来が好きです
あなたのことが好きです
たとえば、僕と生きる世界が
もしも、当たり前になって
ふたりだけの秘密にしよう
ふたりだけの秘密にしよう
今日、聞きたい心根があって
今日、言いたい心根があった
ふたりだけの秘密にしよう
ふたりだけの秘密にしようよ
何か、忘れ物をしたみたいに
ゆらゆら動いている衛星
心の渇きも早くなる季節
「呼吸を止めて」
宇宙に投げ飛ばす花束
灰になって、熱くなる
おまじないのような今日
起き上がった、正午
[ Romaji ]
成長に伴う葛藤や、二人だけの閉ざされた関係性に宿る特別な煌めきが、非常に瑞々しい感性で描かれていました。かつては無垢に笑い合えた時間が、現在は切ない秘密へと昇華されています。宇宙的な広がりのある比喩表現が、内面の繊細な揺らぎを鮮やかに強調していました。大人になる寂しさを抱えつつ、愛おしさを噛み締める深遠な情緒が心に残りました。