晴れ渡る青空に
飛ぶ鳥は白く
新しい風の訪れを
この街に告げる
大通りの人いきれ
割れる群衆の声
誰もが焦がれていた
時代への扉が開く
たったひとつ願いを抱いて
幾度冷えた夜を越えただろう
冬を耐え春に芽吹いた
花のように
咲き誇れ
いつか夢見た未来に
立っているよ
これは祝福の歌声
遠い日に諦めた
涙 今、降りそそぎ
明日へ虹を架ける
連綿と紡がれる
生命こそ奇跡
新しい風が靡かせた
乙女の亜麻髪
見慣れた屋根に登れば
燃えるように踊る旗
手を携えて行こう
千里の道をここから
甘く響く母の子守唄
影を揺らす橙の暖炉
寝たふりしてしがみついた
父の背中
強くあれ
弱き者 守るために
知っているよ
彼が教えてくれたから
悔しさに泣き濡れた
涙 今、大河となり
明日へと希望を運ぶ
星も人も針も時代も
廻る 廻る いつか潰える
連れて行けるものは何も無い
咲き誇れ
いつか夢見た未来に
立っているよ
これは祝福の歌声
遠い日を諦めた
涙 強さに変えて
人は虹を渡る
[ Romaji ]
厳しい冬の寒さを耐え抜き、ようやく訪れた春の陽光を全身で浴びるような、清々しい生命の躍動を覚えました。かつては悔しさに身を震わせ、暗い夜を孤独に彷徨った経験もありましたが、現在は悲しみを大きな河の流れに変えて、確かな希望を未来へと運んでいます。幾世代にもわたって受け継がれてきた温かな愛情や教えを糧にして、力強く地を踏みしめて歩む姿が非常に誇らしく映りました。誰もが待ち望んだ新しい時代の幕開けを祝う調べには、困難を乗り越えた者だけが持つ凛とした美しさが宿っています。たとえ形あるものがいつか消えてしまう運命だとしても、今この瞬間に咲き誇る一途な覚悟が、読む者の魂を揺さぶりました。過去の涙を虹の架け橋へと昇華させ、未知の地平を目指す勇姿が、世界を鮮やかに彩っています。一連の巡り合わせこそが、奇跡の正体なのだと実感しました。