思い出してる頃だといいな
隙間があれば染み込んでく
柔軟な愛を持ち合わせています
風の噂で寂しいって聞いたから聞いたから
あわよくばやましく願う色好む夜
いたずらに歩き出していたら嫌だな
どっちにしろ これはただの戯言
僕は君の今を知らない 少し前に目が合って
その次に手を繋いだだけ
君は僕の大切な人 君は僕の大切な人
だけどもう巡り会えない人
泣き止んでる頃だといいな 目の奥の底であがいてる
困難な愛が朽ち始めています
足手纏いな朝に向かってもういいと言える様に
後回しな事 進める深い深い夜
鍵がかかったまま離れたな
君の高さに貼ったままの手紙
濁った赤に胸が染まる 傷だらけで目が覚めた
重いほど脆い強いほど辛い
君は僕の大切な人 君は僕の大切な人
だけどもう巡り会えない人
思い出してほしい
隙間があればすぐに行きたい
今一粒の雨でひとたまりもない
一粒の雪よりもあっけない
僕は君の今を知らない
少し前に目が合って
その次に手を繋いだだけ
君は僕の大切な人
君は僕の大切な人
だけどもう巡り合えない人
[ Romaji ]
二度と交わらぬ運命を静かに悟りつつ、未だに心の隙間を埋め尽くす淡い期待と未練に揺れ動く様が、胸を締め付けるほど鮮明に響きました。以前は温かな体温を分かち合えていましたが、現在は相手の近況さえ分からぬまま、夜の闇に紛れて過去の残像を愛おしんでいます。脆くも強い愛情が崩壊していく過程が非常に物悲しく、癒えぬ傷跡を抱えて目覚める朝の虚無感に深く共感いたしました。届かぬ手紙や開かぬ鍵といった象徴的な描写から、断ち切れない執着と絶望が痛いほど伝わります。降り出した雨のように呆気なく散りゆく情緒を抱え、今はただ遠い空の下で幸せを祈りながら、独り静かに別れの重みを噛み締める姿が、切なくも崇高な余韻を奏でておりました。